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研究

学術講演会「後期奥田論文は我々に何を伝えようとしているのか」を実施しました

2022年8月5日(金)午後、本学科主催の学術講演会「後期奥田論文は我々に何を伝えようとしているのか」をオンラインで開催しました(担当:吉村(八亀)裕美、當山奈那)。

この講演会では、工藤眞由美先生(大阪大学名誉教授)による奥田論文の講読、および指定討論者の先生がた(山東功先生、小林英樹先生、鄭相哲先生、宮崎和人先生、佐藤里美先生)との討論を行いました。

前半の工藤先生の講読は、難解とされる奥田論文を明晰にひもとくもので、もう一度奥田論文を読み直してみようという気持ちになる内容でした。また、後半の指定討論者との討論は、時間が不足するほど充実したものとなりました。

参加申し込み人数は250名ほどで、国内だけでなく、中国・韓国・シンガポール・台湾・ドイツなどからもご参加をいただきました。

参加者のみなさまから届いた声の一部をご紹介します。「ご講演は非常にわかりやすく多くのことを学ばせていただきました。指定討論者の先生方とのやりとりも大変示唆に富むものでした。」「最近はなかなか自分の勉強のためにじっくり論文を読む機会が本当に少なかったので、久しぶりに勉強させて頂くよい機会となりました。またこのような講演会に参加したいと思います。」「このような学術講演会を定期的に開催していただければうれしいです。」

学科としては、初めてのオンラインによる国際的な学術講演会の主催であり、準備や実施において大小トラブルもありましたが、みなさまといっしょにこのチャレンジを乗り越えることができました。ありがとうございました。

工藤先生による講演の様子