DETAIL 研究室詳細

琉球語学研究室

担当教員紹介

當山 奈那 准教授
Tohyama Nana
研究者データベース
専門分野
琉球語学です。特に文法に関心があります。文法書を作成するための研究をしたり,各地方言の音声の記録保存の取り組み,教材作成も行っています。
関連サイト
主要な研究業績
  • 當山奈那(2016)「「ウクムニー」習得のための音声教材試作版の作成」大西 正幸・宮城 邦昌 編『シークヮーサーの知恵―奥・やんばるの「コトバ―暮らし―生きものの環」-』京都大学学術出版会.
  • 當山奈那(2018)「首里方言の授受動詞の補助動詞用法と利益性」『南島文化』40号
  • 當山奈那(2019)「沖縄県伊平屋方言の動詞の活用と文法的な形式 」『危機的な状況にある言語・方言のアーカイブ化を想定した実地調査研究 平成30年度』

ゼミ情報

ゼミの方針

苦しい道も,みんなと一緒に歩けば楽しいよ!!

活動内容

ゼミで研究の進捗報告と悩み相談

ゼミ希望者へメッセージ

過去の卒論テーマのとおり,ゼミでは,琉球列島の北は奄美,南は八重山について,文法から教材作成まで広く扱っています。みなさんくらいの年代の人が使うことばを対象に研究している学生もいます。琉球列島の言語は消滅の危機に瀕していると言われていますが,たくさんの可能性をもつ,素晴らしい,そして大切なことばです。まだまだわからないこともたくさんあります。学問の切り口から,琉球列島の言語の保存と継承に取り組んでみませんか?

過去の卒論テーマ

  • 「黒島東筋方言習得のための音声・文字教材の研究と作成」
  • 「宮古島市平良方言の平叙文に現れる終助辞―sai,saiga,sa:,ju:,do:―」
  • 「宮古クレオロイドの格・とりたて形式,語彙について」
  • 「奄美大島宇検村須古方言の記述文法の研究」
  • 「映画『チェケラッチョ!!』の話しことば分析から見られる登場人物の役割―登場人物のジェンダーと作品内での立ち位置を中心に―」

ゼミの風景