DETAIL 研究室詳細

中琉関係史研究室

担当教員紹介

中村 春菜 准教授
Nakamura Haruna
研究者データベース
専門分野
中琉関係史、台湾引揚、オーラルヒストリー
関連サイト
  • https://chinabosey.amebaownd.com/?fbclid=IwAR1-0XtzGScTM5PI58GGlJvrCJ7PzFdEt2-D3Tby2GXeG8YJysVJ_fr8o8M

    「戦後沖縄チャイナ部隊研究会」手掛けている研究の一環です。 ◆以下、HPより転載…本研究会は、占領初期沖縄に一時期駐留していた「チャイナ部隊(中国国民党の一団)」に関する研究をしています。2006年に調査を開始した中学校教諭の代表のもとに、沖縄史に関心のあるメンバーが集い、地元に暮らす人々に導かれながら、少しずつ記録を進め、実態の解明と、地域史に織り込まれた米・中・沖・日関係の分析に努めています。このサイトでは、これまでの研究成果や活動履歴、イベント情報などを紹介します。

主要な研究業績
  • 中村春菜「【史料紹介】ある中国憲兵司令部派駐太平洋島嶼憲兵隊員の口述記録と憲兵手帳~一九四七~一九四九年沖縄に滞在して」『琉球アジア文化論集』7号、2021年、:145-174
  • 中村春菜「34 ハンセン病者」『沖縄戦を知る事典 非体験世代が語り継ぐ』吉川弘文館、2019年
  • 中村春菜「15 疎開と引き揚げ」『沖縄戦を知る事典 非体験世代が語り継ぐ』吉川弘文館、2019年
  • 共著:赤嶺守(編)『沖縄籍民」の台湾引揚げ証言・資料集』琉球大学法文学部、2018年

ゼミ情報

ゼミの方針

地元沖縄や琉球に軸足を置き、中国や台湾との交流史に関する研究をします。先輩からのアドアイスや後輩からの質問を大切にしています

活動内容

・毎週木曜日の午後、3・4年生合同のゼミ(卒論の進捗発表など)

・年に1度はゼミ旅行(2019年は津堅島へ2泊3日しました)

・必要に応じて学外の専門家とコラボ(2021年度はRBC現役カメラマンさんや舞鶴引揚記念館とタイアップしました)

ゼミ希望者へメッセージ

地元沖縄(琉球)の地域史に強い関心と愛着を持っている学生を歓迎します。先輩、後輩関係なく互いの卒論で「為になったこと」「こうするともっと面白い研究になるかも」といった発話を大切にしています。

過去の卒論テーマ

  • 打花鼓の変遷と伊集の打花鼓のルーツについて
  • 津堅島の沖縄戦―日本軍史料と住民の体験記憶・聞き取りを中心に―
  • 屋冨祖通りの形成から衰退までの変遷
  • 敗戦後の沖縄教育会と台湾―宮古島の「台湾閥」の生成に関する一考察
  • 沖縄県平和祈念資料館の課題―済州4・3平和記念館との比較を通して―
  • 朝鮮人陶工・張献功とその子孫について

ゼミの風景