DETAIL 研究室詳細

中国文学研究室

担当教員紹介

平良 妙子 准教授
Taira Taeko
研究者データベース
専門分野
琉球漢詩文・中国文学→中国古典文学を基礎に踏まえつつ、東アジア漢字文化圏に拡がる漢詩文文化を琉球(沖縄)を中心に研究しています。講義の講読などでは近現代中国・台湾の小説も読んだりしています。
関連サイト
主要な研究業績
  • 平良妙子「琉球中山八景「城嶽靈泉」考-清代の冊封使徐葆光が詠じた詩を中心に-」『集刊東洋学』第106号所収、p.61~80、2011/10
  • 上里賢一・高良倉吉・平良妙子 共編『東アジアの文化と琉球・沖縄-琉球/沖縄・日本・中国・越南-』彩流社、2010/3
  • 平良妙子「琉球中山八景に関する記述の変遷について -冊封使の記述を中心に-」岩田美喜・竹内拓史編『ポストコロニアル批評の諸相』所収、東北大学出版会、p.111~163、2008/3
  • 平良妙子「冊封使来琉時における詩文交流-『渡琉日記』を中心に-」『集刊東洋学』第94号所収、p.63~82、2005/10

ゼミ情報

ゼミの方針

やはり、作品を丁寧に読んでいくことを基本にしています。漢文読解には少し訓練は必要ですが、辞書を引いて誰でも入っていけますし、そうすると深く複雑な世界に面白みを感じられます。苦しみ楽しみつつゼミを進めていきたいと思ってます。 

活動内容

ゼミを中心に、テキストの分析と討論を進めています。基本的に個人ゼミでテキストの読み込み、合同ゼミで意見の発表&討論を行なっています。 

ゼミ希望者へメッセージ

漢字ばっかりで堅苦しいというイメージがあるかもしれませんが、決してそれだけではないので、ぜひチャレンジしてみてください!! また、琉球・沖縄及び東アジアに花開いたかつての漢詩文文化に興味を持ってもらえたらと思います。 

過去の卒論テーマ

・蔡文溥の詩文研究―『四本堂詩文集』を中心に― 

・朝鮮半島の建国神話に見られる神話の構造とその分析-「朱蒙神話」を中心に- 

・謝霊運の山水詩にみる「孤独と人生観」 

・『太平広記』禽鳥部に描かれた鳥説話 

・中国古典小説にみる妖狐について 

ゼミの風景