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与那原町内の小学校で出前授業を実施しました(ちゅらプロ)

2月15、16日の両日、与那原町立与那原小学校と与那原東小学校にて「ちゅらプロ」のメンバーが出前授業を行いました。

沖縄には戦前まで軽便鉄道が走っていたという歴史を多くの人に知ってもらいたいという思いで活動してきたメンバー。この活動の一環として与那原町内の小学校で出前授業を実施しました。

出前授業ではちゅらぷろのメンバーがパワーポイントを用いて軽便鉄道の歴史を簡単に説明したり、軽便鉄道二択クイズをして盛り上げたり、子どもたちと一緒に現代の沖縄に鉄道が走っていたらどのような路線を作ろうかといったグループワークを実施しました。

子どもたちは口々に、「糸満に住んでいるおばあちゃんにもっと会いたいから、糸満までの直通電車が欲しい」「バスケの試合を見たいから、沖縄アリーナまで10分で行ける路線を作ってほしい」「海の上を通ったら気持ちよさそう」といったことを話しながら沖縄の未来路線図を完成させました。

ちゅらぷろのメンバーにとっても、歴史をわかりやすく興味を持たせるためにどのように工夫して発表するか、どのような写真やイラストを使うとよいか、言葉遣いは適切か、など多々学ぶことが多かったようです。

奇しくも、那覇市が市内を東西、南北に走る次世代型路面電車(LRT)2路線のルート案を内定し、3月14日に国や県、県警などの関係機関から大筋了承を得たとのニュースが大々的に報道されました。2030年代中頃から後半の開業を目指しているとのことです。

与那原町内の子どもたちの描いた未来路線図の一部が実現する日も近いかもしれません。

今回の出前授業実施にあたり、与那原町教育委員会さん、与那原小学校・与那原東小学校の先生方、児童生徒の皆さん、軽便与那原駅舎展示資料館の喜納大作さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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