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中琉関係史概論Ⅰでフィールドワークを行いました

中琉関係史概論Ⅰの講義の一環で、6月18日(土)と7月31日(日)の二日間、旧久米村を中心にフィールドワークを実施しました。

講義で取り扱った「天使館」や「明倫堂」、「程順則生家跡」などの史跡を見た他、那覇防災マップを活用して旧久米村のあった地域がかつては浮島であったことを体感しながら歩きました。

学生からは、「何もないと思っていたけれど、ちゃんと歩いて見れば多くの史跡が残っていることを知った」「天使館跡などは何も残っておらず、戦争で多くの史跡が消滅してしまったことが大変残念だ」「実際に久米三十六世の末裔の方からお話を聞くことで、連綿と繋がる『唐栄』の歴史を感じることができた」「防災マップを手に、歩いて見て回ることで、ここがかつて浮島だったことを体感できた」などの感想があがりました。

大成殿前にて

孔子をまつった孔子廟の正殿のことです。沖縄にも孔子像があることを知らなかったという学生も多かったです。

久米村600年記念碑にて

講義で習った久米三十六世にどのような「氏(姓)」がいたのか、碑に刻まれた文字から学びとりました。

中国と琉球の冊封関係を下支えしていた久米村のことを体感した一日になりました。