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教育

2021年度 卒業論文発表会を開催します(2月9日(水))

本学科では,4年間の学びの集大成として完成した卒業論文を発表する,卒業論文発表会の場を設けています。長い時間と労力をかけてまとめた研究成果を,教員や後輩の前で発表します。

今年も昨年に引き続き,オンライン発表(teams)となりました。12月に卒業論文を提出した43名が発表予定です。

2021年度 琉球アジア文化学科/琉球アジア文化専攻 卒業論文最終発表会

2022年2月9日(水)13:00開始
オンライン(Microsoft Teams)開催
琉球アジア文化学科の教員と学生及び関係者のみ参加可

歴史・民俗学プログラム

  • 沖縄国際海洋博覧会および海洋博公園が本部町に与えた影響
  • マジムンと人間-信仰と畏怖の境から-
  • ソーシャルネットワークと文化継承-沖縄文化発信をするYouTubeを事例として-
  • 現代沖縄における「ハジチ」-イレズミ文化ハジチの変容と復興について-
  • 伝統行事の担い手とグローバル化の対立-現代における糸満市爬龍船行事を事例に-
  • 現代沖縄社会における伝統的治療行為の受容
  • 違法自動車文化が走る観光資源化への道―沖縄のモータリゼーションに伴う違法競争集団の発生とその変遷―
  • コロナ禍のカフェと人のつながりの創出―「居心地のいい場所」をつくる―
  • 沖縄県の神社―近代期における御嶽の神社化を中心に―
  • 明治以降の沖縄県への昆布の輸入と利用
  • 琉球国後期における災害と対策─短期的サイクルの災害および中長期的サイクルの災害を中心に
  • 近現代沖縄における犬と人の関係史についての一考察
  • 屋富祖通りの形成から衰退までの変遷
  • 津堅島の沖縄戦ー日本軍史料と住民の体験記録・聞き取りを中心にー
  • 打花鼓の変遷と伊集の打花鼓のルーツについて

言語学プログラム

  • 映画『チェケラッチョ!!』の話しことば分析から見られる登場人物の役割―登場人物のジェンダーと作品内での立ち位置を中心に―
  • 『山豬 飛鼠 撒可努』における台湾原住民族の文化変容と復興活動について―台東県太麻里郷Lalauran集落のパイワン族(排灣族)に着目して―
  • “来”と“去”の「方向性」について
  • 意味推測から見る中国語にはない日本語の二字漢語について
  • あわせ名詞の構造分析―n+vとv+nの場合―
  • 話し言葉における文末表現について
  • コミュニケーションにおける聞き手の言語行動
  • 日本語を原曲とする中国語カバー曲について
  • 中国語における色彩語の意味―「红,白,黑」の三色を対象に―
  • 中国語「的」の省略可能・不可能について―「名詞+名詞」を中心に
  • 中国語の副詞“就”について

文学プログラム

  • 映画『十年』論ー抵抗の先に視えるもの-
  • 琉歌の今 現代琉歌に描かれているもの
  • 琉歌に詠まれた匂いについて
  • 磯光雄『アニメ電脳コイル』論ー「少女」と「傷」の物語ー
  • 『聲の形』―被害者的視点を含め「いじめ」の現実に対する処方箋について
  • 漆原友紀『蟲師』論—「他者」との共生の模索 奇妙な隣人「蟲」とともに—
  • 吉田修一『怒り』論ー「怒り」と「傷」からのまなざしー
  • 江戸川乱歩『二銭銅貨』諭―貨幣と貨幣的なモノの兌換(不)可能性
  • 「おもしれー女」と俺様男子論ー挑発する少女マンガー
  • 『ジョジョの奇妙な冒険』「黄金の風」論
  • 朝鮮半島の建国神話に見られる神話の構造とその分析-「朱蒙神話」を中心に-
  • 謝霊運の山水詩にみる「孤独と人生観」
  • 『太平広記』禽鳥部に描かれた鳥説話
  • 『82年生まれ、キム・ジヨン』論ー男性優位社会への抵抗
  • 沖縄と朝鮮の犬・龍蛇昔話
  • 鷲沢萌『ほんとうの夏』『君はこの国を好きか』論
  • 金城一紀『GO』論ー「広い場所」を求めてー