NEWS お知らせ
研究
沖縄文化協会2025年度公開研究発表会にて発表しました
中村春菜准教授が、6月22日に沖縄県立芸術大学で開催された沖縄文化協会2025年度公開研究発表会において、研究発表を行いました。
発表テーマは「チャイナ部隊員が見た戦後初期の沖縄―「沖縄島游草」を手掛かりに―」です。本発表では、「チャイナ部隊」と呼ばれた中華民国政府派遣部隊の関係者とみられる人物が詠んだ漢詩が、1947年に中国大陸で発行された新聞紙上に掲載されていたことに着目しました。
戦後直後の沖縄を題材とする漢詩は極めて希少であり、その史料的価値と意義、そして漢詩を通じて当時の「チャイナ部隊員」が沖縄をどのように眼差していたかを明らかにすることを目的として報告しました。
